芸術の秋！・・・１１月はショパン、シューマン、ラヴェル、ラフマニノフとバライティに富んだ作曲家の名曲を集めたコンサートとなります。今回取り上げるのは形式美を重んじた古典派の時代から発展を遂げ、各々が自身の音楽性、個性を見出しロマンティックな音色を創り上げたロマン派の音楽。さらにラフマニノフは祖国の郷愁を取り入れた音楽を、ラヴェルは印象派、新古典主義者としてさらに発展させた音楽を模索するなど、時代と共に音楽はめまぐるしく変化を遂げました。こうした作曲家の意図する複雑な表現をより繊細に描くことが可能なベヒシュタインの音色で、名曲の数々をどうぞお楽しみください。

■日時：2010年11月14日（日）15:00〜
■場所：東京ショールーム３Ｆスタジオ
■プログラム

第１部
・子供の情景 op.15／ シューマン
・悲しい鳥／ ラヴェル
・水の戯れ／ ラヴェル

第２部
・前奏曲より 嬰ト短調op.32-12、ニ長調op.23-4、ト短調op.23-5
／ ラフマニノフ
・ワルツ第2番 変イ長調 op.34-1
・ノクターン第13番 ハ短調　op.48-1
・エチュード「革命」ハ短調　op.10-12／ ショパン

■Pianist　今野　恵子　 Keiko Imano
成城短期大学卒業。これまでに国際芸術連盟主催「さすらいのショパン」全日本演奏家協会主催「ベストプレイヤーズコンクール出場者選抜演奏会」等に出演している。第３回「エレーナ・リヒテル国際ピアノコンクール」入選。ソロ演奏のかたわらピアノ連弾では毎年３月にベートーヴェンの交響曲を演奏。全曲演奏を目指している。また、声楽・合唱等の伴奏を行い、オペラ公演・声楽リサイタル、小学校の音楽観賞会等に出演している。クラシックからミュージカル、ダンサーとの即興演奏等幅広いジャンルで活動している。横浜アカデミー音楽教室にて後進の指導にあたっている。これまでに大道寺ひろ子、菅野洋子の両氏に師事。